ようやく冬らしい気温になって星好きカメラマンにはこれからがベストシーズンですね。でも普段は星を撮らない人間でも「チョコッと星でも撮ってみようかな?」なんて気分が起きることもありますよね?

私も最近そんな気分だったので、厚着をしてトライしてみましたところ疑問が・・・。(星空プロな方は鼻で笑わないでください)

もちろん基本的なカメラの使い方の三脚使用、マニュアルフォーカス、バルブでレリーズってのはクリアしているのです。

まず最初の1枚。薄雲が出てるし周辺が明るくてコンディションは悪いのですが。

冬空の代名詞オリオンです。初めてにしてはちゃんと撮れてますかね。

では2枚目。こちらも場所が違いますが同じオリオン。

環境的にはこちらの方が良い感じです。この2枚はどちらもRAWで撮影してAdobe Lightroomで調整・現像しています。

この2枚を比べて疑問が出てきました。

あれぇ? 2枚目は星がみんな白い?

ネタばらしです。まず2枚の撮影情報。

1枚目

FujiFilm X-T2 / XF 23mm / F2 / ISO 1600 / 5 sec

2枚目

Nikon D750 / AF-S 28mm / F2.8 / ISO 1600 / 2.6 sec

2枚は違うカメラで撮った物でして、なぜだろう?とGoogle先生にお伺いを立てましたところ・・・

普通のデジカメはセンサーの前に内蔵されたフィルターで「Hα領域」をカットしているらしいです。これをしないと普通の写真が赤くなってしまうとか。でも星の場合はこれがあると赤い星がそのまま撮れないらしいです。

だからニコンなどから D810A などという専用カメラを発売しているのですね。

でも、だったら1枚目は?

そう。カメラが富士フイルムだからです。富士フイルムやペンタックスなどでは内蔵フィルターの調整でHα領域を撮影できるようにしているとか・・・

さぁ!マイカメラがペンタックスや富士フイルムの方、星空写真を撮って冬を乗り越えましょう!!